目次
理由1.制限が極端すぎる
極端なやり方は長続きしない
食事制限に失敗する理由の一つが、食事を極端に制限してしまうこと。- ご飯を一切食べない
- 油物を一切食べない
- サラダや果物しか食べない
- 食事の量を減らしすぎる
対処法
いきなり極端な制限をするのではなく、まずはご飯の量を少しだけ減らしてみるなど、無理なくできることから始めてみよう。 自分に合った分量やダイエット方法を見つけるのは、簡単ではない。 食事制限の分量へ減らす際は、1週間ごとに様子を見ながら増減させていくことが、成功する食事制限の秘訣!理由2.ストレスがたまる
ストレスは過食の原因
食事制限で一番辛いのは、何と言っても空腹に耐えなければならないこと。 食べたくても食べられないストレスはさらなる過食の原因。 ストレスをため続けてしまうと、どこかで心の糸が切れたとき、それをきっかけに反動で食べ過ぎてしまうなんてことにもなり兼ねない。対処法
ただ食べる量を減らすだけではなく、低カロリーでも満腹感が得られるものを食べるなどの工夫をして、空腹によるストレスを軽減させよう。 ダイエット中でも息抜きは必要。適度に間食をしたりご褒美デーを設けるなど、頑張った分小まめにストレスを発散させることも大切。理由3.停滞期がある
成果が出ないとやる気が無くなる
ダイエットを始めてからしばらく順調に落ちていく体重も、ある時期を境に減らなくなる。 これは停滞期といって、体が少ない量の食事でも生命を維持できるようにエネルギーを蓄えようと調整するために起こるもの。 停滞期を乗り越えれば再び体重は減るものの、このタイミングで挫折してしまう人も少なくない。対処法
体重減少がストップしても、そこでダイエットをやめないことは大事。逆に体重を減らしたいがために制限をさらに厳しくするのはNG。 停滞期はダイエットをしていればほとんどの人に訪れるもので、いつか必ず終わりがくる。 「停滞期は体重が減らなくても、増えなければ大丈夫!この時期は体のメンテナンス期間」と捉え、体重を維持することを目標にして乗り切ろう。理由4.体の機能が低下する
代謝量が減り太りやすい体質になる
意外と見落としがちだけれども、食べたものを消化するためにも体はエネルギーを使っている。 その消費量は1日の内、約10%(図のオレンジの部分)。だから食事の量が少なすぎると、消化するためのこのエネルギー量まで減ってしまう。 そして食べた分の栄養がエネルギーとして使えるようになるのも、体のさまざまな機能が正常に働いているからこそ。 体の各器官の代謝によるカロリー消費量は1日の内、約60%(図の黄色の部分)。対処法
消化・吸収・代謝をスムーズに行うためにも「食べる」ということはとても大事。 たとえ食事制限中でも、体の機能を低下させないように必要最低限の栄養はきちんととるようにしよう。 つまり、単品ダイエット、抜くダイエットは、結果的には太りやすい体質を作っていることになる。理由5.痩せにくい体質になる
筋肉量が落ちると痩せにくくなる
食事制限がリバウンドしやすいと言われるのは痩せにくい体質になりやすいから。 摂取カロリーを減らすと、脂肪だけでなく筋肉も落ちて基礎代謝が下がってしまう。 基礎代謝量の内、筋肉は1日の総エネルギー消費量のうち約13%(前項の図参照)を占めているから、筋肉が落ちると痩せにくい体になってしまうということになる。対処法
体が痩せにくくなれば当然ダイエットがうまくいかず、モチベーションも下がって挫折しやすい。 対策としておすすめなのが筋トレなどの運動。 運動をして筋肉量を維持しながら同時に食事のコントロールもすることで、基礎代謝を下げることなくダイエットがより効果的に進む。 厳しい食事制限をするよりも、適度な食事制限+運動をした方が健康的にダイエットできてリバウンドもしにくい。理由6.周囲の環境に合わない
自分だけ食べないというのは難しい
学校や会社で人と一緒に食事をとらなくてはならないのも地味に難しい問題。 一緒に食事を楽しむ人がいるのはよいことだけど、その一方でダイエットの妨げにもなってしまう。- ダイエットしていることを知られるのが恥ずかしい
- 付き合いで外食や飲みに行くことが多い
- 周囲に合わせて同じように食べてしまう