唐辛子はやっぱり痩せる！カプサイシン脂肪燃焼ダイエット

更新日：2019年5月15日

唐辛子はやっぱり痩せる！唐辛子が持つ脂肪燃焼を加速させるメカニズムと、そのダイエット法を紹介。さらには、手軽に唐辛子を食べられるレシピまで、唐辛子ダイエットの効果と魅力を解説♪

1 唐辛子の脂肪燃焼のメカニズム
2 唐辛子と有酸素運動の相乗効果
3 唐辛子は午後に食べて効果アップ
4 唐辛子の”オイシイ”食べ方
5 作り置き唐辛子レシピ
6 まとめ

唐辛子の脂肪燃焼のメカニズム

唐辛子に含まれる辛味成分のカプサイシンは脂肪燃焼に効果がある。唐辛子ダイエットの仕組みは以下の通り。

カプサイシンは体内に吸収されると、交感神経を興奮させアドレナリン分泌を促進する
アドレナリンはホルモンの一種で、心拍数の増加、血糖値の上昇、気管支の拡張、そして脂肪の分解を促進する
分解された脂肪を有酸素運動などで消費することで、脂肪燃焼が完成する

つまり、唐辛子ダイエットと言っても、単に食べただけで脂肪燃焼するわけではない。せっかく分解された脂肪でも、燃やされないと再び皮下脂肪として蓄積されてしまう。だから、唐辛子+有酸素運動をセットとして考えて確実に脂肪燃焼に導こう。

唐辛子と有酸素運動の相乗効果

有酸素運動では持久力があり疲れにくいカラダが理想。実は唐辛子には辛味成分カプサイシンだけではなく様々な栄養素も豊富に含まれている。その代表が強い抗酸化作用や疲労回復効果のあるカロテンやビタミンC、ビタミンE。さらにカプサイシンには血行を良くする効果があるので、効率よく体の疲労物質を分解し、運動持久力アップや疲れづらい肉体を手に入れる事ができる。まさに有酸素運動との相性がピッタリ。

唐辛子は午後に食べて効果アップ

唐辛子を食べてダイエットをする有効な時間帯は夕方から夜にかけてが良い。人の体は朝起きてから緩やかに上昇し、一般的に夕方から夜（15~20時）にかけてが一番体温が高くなり、夜寝る時間になると急激に体温が下がる仕組みになっている。この一番体温が高い時間帯に唐辛子を食べる事で、さらに体温が上昇し代謝が上がりやすくなるので脂肪燃焼効果もアップする。唐辛子のカプサイシンは摂取後、だいたい２時間は血行も良くなり発汗効果があるので、おやつに食べて午後の運動をしたり、夕食に食べて夜にゆっくりとお風呂で発汗するのもいいだろう。

唐辛子の”オイシイ”食べ方

唐辛子には、青唐辛子、赤唐辛子、生、乾燥などあるがそれぞれに効能が違う。青唐辛子がより熟したものが赤唐辛子なので辛味成分は赤唐辛子の方が上回る。生よりも乾燥したものの方が辛味成分が凝縮されているので、乾燥唐辛子の方がカプサイシンが多い。ただ、未熟で青く生の唐辛子の方が、新鮮でビタミンCが多いのがポイント。また、唐辛子はそのまま食べるよりも油と一緒に摂取する事で吸収率を50～70%まで引き上げられる。だから、良質な油で炒めたりラー油やごま油漬けなどにすると効率よくカプサイシンを摂取できる。ペペロンチーノや中華料理などでたっぷりの油と唐辛子を使った料理は理にかなっているという訳。また、カプサイシンは水には溶けにくいがお酢や醤油には溶け出すので、ヘルシーに摂取したければ唐辛子ビネガーや唐辛子調味料を作り置きしておくのも良い。キッチンにいつでも使える状態で用意しておけば唐辛子を習慣的に美味しく摂取できダイエット効果も高まる。そこで、いつでも使える手軽な唐辛子レシピをご紹介しよう。