汗を滝の様に流したエクササイズ後のノドの渇きにはスポーツドリンクがサイコー‼️ だけどちょっと待って✋ いまさらだけどスポーツドリンクも含めて清涼飲料水・炭酸飲料はどれだけ体に悪影響あるか知ってる? 極端に言えばケーキよりも太りやすいかもしれない💦 ダイエットを成功させるためにも清涼飲料水・炭酸飲料の問題点を理解して、どのようにそれを避けられるか知っておこう!
隠れたダイエットの敵
Twitterでも「意外!」という反応が多かったけど、これらは全て甘い飲み物。 ダイエットでは飲まない方が良い↓
- 野菜ジュース
- 100%果物ジュース
- ヨーグルトドリンク
- エナジードリンク
- ビタミン 酵素ドリンク
清涼飲料水・炭酸飲料とは?
本来、炭酸飲料は清涼飲料に含まれるけど、ここでは分けて考える。
清涼飲料水
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食品衛生法の定義では水やアルコール以外の飲み物全般、つまりトマトジュースやオレンジジュース、豆乳、お茶、ミネラルウォーターも清涼飲料水。 だけど、ここではお茶やミネラルウォーター以外の
糖分が含まれる飲み物全般を清涼飲料水として考えたい。 具体的には、カルピス、いろはすみかん、午後の紅茶、レモンジーナなど ※あくまで一例。もちろんこれ以外にもたくさんの清涼飲料水がある
スポーツ飲料も清涼飲料水
意外だけど、ポカリスウェットやアクエリアスなどのスポーツ飲料は、糖分が非常に多いので普通の人はあまり多く飲まない方が良い。 ただ、もし運動をしっかりする人が適切な量以下であれば飲んでも大丈夫。
エナジードリンクも清涼飲料水
レッド・ブルやモンスターなどのエナジードリンクも清涼飲料水に含まれる。 気分をシャキッとさせてくれたり元気が出るような気がするけど、残念ながらダイエット中の人が飲むことはオススメしない…
100%フルーツジュースも清涼飲料水
意外だけど100%果物ジュースも清涼飲料水。つまり飲みすぎると太る。果物自体はビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で健康にオススメの食材♪ でも、それをジュースに絞ったものは果物のメリットより甘さによるデメリットの方が高くなる。だからダイエット女性にはあまりオススメできない。
炭酸飲料水
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炭酸飲料とは清涼飲料に炭酸が溶け込んだもの。 だから、炭酸水という糖分の入っていない水はここでは除外する(炭酸水はむしろダイエット時におすすめの飲み物)。 炭酸飲料の具体例は、コーラ、スプライト、ファンタ、サイダー、CCレモンなど ※あくまで一例。もちろんこれ以外にもたくさんの炭酸飲料がある
清涼飲料・炭酸飲料の何が問題?
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まず清涼飲料水・炭酸飲料の大きな問題点は以下の通り
- 大量の糖分が入っている→体に脂肪が蓄積
- 糖分を感じにくい味付け→糖分の過剰摂取
- 環境的に手に入れやすい→悪習慣化
- 癖になりやすい味付け→悪習慣化
- 体に悪いのにCM等で良いイメージ→問題に気づけない
糖分と人間の体の仕組み
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本来は必須の栄養素
糖分ってまるでいつも悪者のように言われているけど、本来は体に必須の重要な栄養素。 血液内には必ず糖分が含まれていて体中の細胞の栄養となる。特に脳は糖分が足りなくなると深刻なダメージを受けるから、常に補給し続けなければならないほど大切な栄養素。 そして長い人間の歴史では食べ物が無い飢餓状態は、肥満よりもはるかに深刻な問題だった。
大量の糖に対応できない人間の体
だから人間の体は血糖値を上げるためのホルモンを多く持っているけど( アドレナリン、グルカゴン、コルチゾール、成長ホルモン、甲状腺ホルモン)、血糖値を下げるホルモンは1つしかない(インスリン) そんな過酷な時代は過ぎ去り現代は、、、食べ物にあふれている。 そんな食べ物不足の時代向けに作られたわれわれの体の仕組みが、こんなに糖分に溢れた環境に置かれたら過剰摂取になってしまうってわけ😓 特に清涼飲料・炭酸飲料は、その過剰摂取の原因となる代表選手
問題点1. 大量の糖分が入っている
Image: www.saiseikai.or.jp
では1つ目、炭酸飲料や清涼飲料水には大量の糖分が入ってる問題について。 大量の糖分の何が問題? どんなに体に良い薬や栄養素だって、過剰に取り入れたら毒になる(ちなみに古代エジプトや奈良時代の日本ではあまりに貴重だった砂糖は、薬として扱っていたそう)。 大量の糖分は血糖値を高くさせる。高血糖とは血液の中のブドウ糖の濃度が高い状態。つまり血液がドロドロ。 たしかに血液中に糖分は必要だけど多すぎるのは困りもの。
Image: rensai.jp
そしてなにより過剰な糖分は中性脂肪を増やし肥満の原因となる。 そう、ダイエットの天敵は糖分‼️ ちなみにたんぱく質(お肉など)や脂質(コッテリしたもの)などを食べると脂肪が増えるイメージがあるかもしれないけど、現代社会で、実際に脂肪を多く作り出していた犯人は糖分‼️ (もちろん個人差があり糖分だけが脂肪を作り出すわけではない)
問題点2. 糖分を感じにくい味付け
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2番目の問題として、その大量に入ってる糖分をあまり感じさせない作りになっている点
すっきりした口当たり
本来、砂糖の量に換算するとこんなに甘ったるいものとても飲めたものじゃないけど、 清涼飲料によく使われる糖分、ブドウ糖(グルコース=デキストロース)や果糖(フルクトース)は、砂糖に比べて口当たりがよくスッキリしている。 安いから大量生産に向いていて、さらに冷たい温度でもよく溶けるから多くの清涼飲料やアイスなどに使われている。 日本では「
果糖ブドウ糖液糖」などと表示されることが多い。
(ブドウ糖が多いと「ブドウ糖果糖液糖」、果糖が多いと「果糖ブドウ糖液糖」)
シュワシュワ感が甘さをカモフラージュ
また、甘ったるい飲み物もシュワシュワの炭酸や酸っぱい成分(クエン酸)を加えることであら不思議、甘さを感じ過ぎずゴクゴク飲めてしまうようになる。 清涼飲料水で「レモン果汁入り」なんて書いてあるとついつい体に良さそうに感じてしまうけど、過剰な糖分を隠す働きもあっただなんて信じられないよね😂
果糖というからにはフルーツも良くないの?
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果糖という名前の通りフルーツにこそ多くのフルクトースが含まれている だけどフルーツは炭酸飲料・清涼飲料水とは比べ物にならないくらい良い食べ物。 なぜなら糖分と同時に食物繊維や、ビタミン類などその他の栄養分も摂取できるから。 食物繊維はおなかの中をキレイにしてくれる役割もあるし、食物繊維のおかげで人は満腹を感じることがてきるからフルクトースの欠点を補完する役割がある。
問題点3. 環境的に手に入れやすい
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3番目の問題は、これらの飲み物がいつでもどこでも簡単に手に入るようになっていること。
24時間365日
自動販売機やコンビニで24時間すぐに手に入る糖分過剰飲料が身の回りにあったら、ダイエットの大きな障害になるよね… まわりにそんなおいしそうなエサぶら下げられたら誘惑に負けちゃいそうになって当然😂 お酒やタバコは、昔より簡単に売れないように変わってきているけど、清涼飲料水は自由に売り込み放題。
砂糖税?
ちなみに砂糖税という過剰な糖分に対する税金が、メキシコとアメリカの一部、インドとタイ、フィリピン、イギリスで導入された。 糖分の含有量で税率が変わるそうだけど、健康やダイエットが気になる人には良い流れ♪
問題点4. 癖になりやすい味付け
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4番目の問題。 大資本のドリンクメーカーが、研究に研究を重ねて開発した味付け😓 いかに、消費者が繰り返し飲むように作られているか?
次々に飲ませる仕掛けがある
さらに、多くの炭酸飲料にはナトリウムやカフェインも含まれていて、これはどちらも結果的に渇きを促進させる成分。 渇きを促進させる事によって、さらに炭酸飲料を飲みたいと思わせるように作られているってわけ。 抑制の効きやすさで比較するなら、ドーナツやケーキの方がはるかにまし(笑) だって満腹感を得られるから。
問題点5. 体に悪いのに好印象
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最後、5つ目の問題点。 清涼飲料水は糖分の過剰摂取の大きな原因にもかかわらず、いかにも良さそうなイメージがある。ブランディング的にとても成功(?)していると言える。
爽やかで健康的なイメージ
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清涼飲料水や炭酸飲料って爽やかでスッキリしたイメージを感じるよね?もしかすると、むしろ体に良いイメージすら持ってるかもしれない。 いろ○すの味付きのタイプなんて、いかにもクリアでピュアな感じするよね? 飲料メーカーの戦略が大成功してるってことだけど、高校生やティーンの青春にはシュワシュワ炭酸飲料がお似合いだ、なんていう甘ずっぱいイメージすら出来上がってるかもしれない 10代こそ成長のために良質な栄養素が必要で大切な時期なのに、炭酸飲料なんて一番飲んじゃいけないもの…
カッコいいイメージ
レッド・ブルは、若者が興味を持つスポーツやイベントのスポンサーになって認知を広げている。 そのイメージから、カッコいい!と感じる企業イメージで、当然その商品も、飲めば自分がすごいことできそうな気にさせる雰囲気を作り出すことに成功している。 過去に
レッド・ブルの飲み過ぎで死者が出たニュースがあったが、そのブランドイメージと違いエナジードリンクの過剰摂取は危険ですらある💦
清涼飲料水・炭酸飲料で太らない方法
Image: wformie24.poradnikzdrowie.pl
糖分過剰な飲み物をうまくやり過ごすために、いくつか考えられることがある。
知ること
まず、炭酸飲料や清涼飲料水には大量の糖分が入っていて、健康の面からはそれらの飲み物は一切必要無いものであるということを認識すること。
置き換える
喉が渇いたら水。体に必要なのはとにかく水。 どうしても炭酸飲料が飲みたいのであれば、今どきはどこのコンビニでも糖分の入っていない炭酸水が売ってるからそれを飲んでシュワシュワするだけでもずいぶんと渇きは癒される。 ※砂糖入りの炭酸水と間違えないように!
自分の体に入るものにもっと注意を払う
Image: www.cocacola.co.jp
自分の体は、自分が口にしたものでできている。 自分の体のことだからもっと自分で責任をもって取り入れよう。 食べ物飲み物のパッケージには必ず「栄養成分表示」が記載されているからその表示をよく見てから選ぼう。 水分補給という意味では、「糖質」、「糖分」、「炭水化物」がゼロのものを選ぼう。 栄養成分表示とは別に「原材料名」という項目でも糖分が多いかどうか判断できる。 「糖分」、「糖類」、「砂糖」、「果糖」、「果糖ぶどう糖液糖」、 「ブドウ糖果糖液糖」、「ショ糖」あたりの記載があったら、その飲み物は避けておいた方が無難。
でも極端にならないで
どのダイエットでも言えるけど、極端になり過ぎるのも良くない。 いくら糖分が脂肪の主原因になるからって一切の炭水化物や糖分をとらないなんて、それこそ肥満より体に悪い。 ダイエットだからといって、ものすごいストレスを感じてまで好きなものをストップする必要もない。 なんだか突然コーラが飲みたい!この衝動はどうしても抑えられない!ってレベルであれば、時々なら飲んでも良い♪
まとめ
ここまで読んできたら、いかに我々の生活に太りやすい罠が隠されているかが分かったと思う。 甘い飲み物全てが悪ではない。甘いものは心の栄養分♪楽しみの一つとして口にするためであれば、何ら問題はない。 問題なのは、体に悪いということに
気づかないまま大量に摂取してしまっていること。 その害悪を公表せずに、良いイメージや特殊な味付けで隠しているメーカーにも問題はあるけど、自分の体やダイエットは、自分自身で守るという意識も大切★ 正しい知識を身に付けて、あなたのダイエットを成功させよう❗