ネバネバ食材とはどんなもの？
ネバネバ食材とは、独特の粘りをもつ健康によいとされている食品の数々。例としては以下の食材があげられる。- 納豆
- オクラ
- 山芋
- モロヘイヤ
- なめこ
- ムチン
- ペクチン
ムチン
ムチンとはムコ多糖たんぱく質と糖たんぱく質の混合物。 水溶性食物繊維に分類されるため、脂肪を溜め込む原因となる糖の吸収を穏やかにする作用がある。 その他にもムチンは、以下のような健康によい効果をもたらす。- 胃の粘膜を保護する
- 消化を助ける
- 免疫力を高める
ペクチン
ペクチンも水溶性食物繊維であることから、糖の吸収を穏やかにする作用がある。また、ペクチンはコレステロールを低下させるという研究結果も報告されている。 ムチンやペクチンが含まれたネバネバ食材を摂取することで、ダイエット効果と健康効果の両方が期待できる。便秘解消に！ネバネバ食材に含まれる食物繊維
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水溶性食物繊維
ひとつは前述したムチンやペクチンを含む水溶性食物繊維。 水溶性食物繊維はその名の通り水に溶ける食物繊維で、便を柔らかくする働きがある。不溶性食物繊維
そしてもうひとつが不溶性食物繊維。 不溶性食物繊維は水分を吸収して膨らみ、便のかさを増す。腸壁を刺激して腸のぜん動運動を活発にし、排泄を促す働きがある。食物繊維で便秘解消
便秘を解消するためには、この2種類の食物繊維をバランスよくとることが重要。 2種類の食物繊維を含むネバネバ食材を取り入れることで、便秘の症状を改善し、ダイエットをよりスムーズに進めることができる。食品別に紹介！ネバネバ食材に秘められたパワー
納豆
ネバネバ食材の代表ともいえる納豆。 納豆は発酵食品であることから、その発酵過程でさまざまな栄養素が生成される。ナットウキナーゼ
特に注目すべきなのが、ネバネバ部分に含まれるタンパク質分解酵素「ナットウキナーゼ」。 このナットウキナーゼからは、以下の効能が確認されている。- 血液をサラサラにする
- 血圧を下げる
- 血流を改善する
イソフラボン
そしてもうひとつ、納豆の原料の大豆といえば「イソフラボン」。 イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをすることから、ホルモンバランスを整える作用がある。 また、イソフラボンは女性にとっては嬉しい美肌効果ももたらしてくれる。 実はイソフラボンはポリフェノールの一種。ポリフェノールはビタミンCやビタミンEと同様に強い抗酸化作用をもつため、アンチエイジング効果も期待できる。 そんないいこと尽くめの納豆だが、1パック（約50g）あたり100キロカロリー前後と、他のネバネバ食材に比べカロリーは高め。くれぐれも食べ過ぎには注意しよう。山芋
いも類の中でも低カロリー低糖質な山芋。 消化酵素のアミラーゼが含まれていることから、消化がよく胃腸にも優しい。 また糖質の分解を助ける効果があることから、ダイエットにはもってこいの食品といえる。モロヘイヤ
エネルギー代謝に欠かせないビタミンB群やミネラルが豊富なモロヘイヤは、栄養価が高いことで知られている。 中でも強い抗酸化作用を持つβカロテンは、健康や美容などさまざまな効果をもたらす。 βカロテンによる効果がこちら- 免疫力を高める
- 動脈硬化などの生活習慣病予防
- がんリスクの低減
- アンチエイジング
オクラ
オクラもまたβカロテンが豊富で、美容と健康を維持するのに効果的な食材。 他にも以下の栄養成分がバランスよく含まれている。- 葉酸
- カリウム
- カルシウム
なめこ
なめこは低カロリーで低糖質ながらも、栄養はしっかりとることができる。 なめこに含まれる注目の成分が- ナイアシン
- パントテン酸
まとめ ネバネバ食材で体の中から美しく
ネバネバ食材：納豆
