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お腹は脂肪がつきやすい部分
お腹は、体の他の部分に比べてもともと脂肪がつきやすい。 それは、お腹には内臓があって、その内臓を守る役割を脂肪が担っているから。 内臓は、脂肪だけではなく腹筋によっても守られている。 なので、内臓を守れるだけの腹筋がついていれば、極端にお腹に脂肪がつくことは無い。 けれど腹筋が衰えていると、腹筋の代わりに内臓を守ろうとして、余分な脂肪がつきやすくなってしまう。冷えたお腹はさらに脂肪がつきやすい
お腹に手を当ててみて、冷たく感じたらお腹が冷えているサインかもしれない。 お腹が冷えている=お腹の血行が悪い状態。 血行が悪いと、いくら筋トレをして筋肉を鍛えても、脂肪が燃焼されにくくなってしまう。冷えたお腹にはストレッチが効果的!
お腹のストレッチは、お腹の筋肉を伸ばして血行を良くする=お腹を温める効果がある。 これは、筋トレだけでは十分に得られない効果。 一度ついたお腹の脂肪を落とすには、筋トレだけでなくストレッチも行なうことが重要! 次からは、- お腹の縦の筋肉→腹直筋(ふくちょくきん)
- お腹の深層の筋肉→腹横筋(ふくおうきん)
- お腹の横の筋肉→腹斜筋(ふくしゃきん)
お腹の縦の筋肉 腹直筋(ふくちょくきん)をストレッチ
イスで出来る簡単ストレッチ キャット&カウ
やり方
- イスに座り、足を腰幅に開く
- 両手を太腿の上に置く
- 息を吐きながら 背中を丸めておへその方を見る
- 息を吸いながら 背中を反らせて視線を斜め上へ
- 4を1セットで10セット程繰り返す
- 最後は、息を吐いて肩の力を抜く
動画
注意点
- 1の時、足裏全体を床に着けて安定させる
- 3の時、背中を丸めながらお腹を縦に縮めることを意識する
- 4の時、背中を反らせながらお腹を縦に伸ばすことを意識する 縦に伸ばすことで、腹直筋のストレッチになる
- 3、4の時、肩に力が入らない様にする お腹が縮む・伸びるところまで背中を動かすことで、腹直筋をしっかりとストレッチすることが出来る
お腹のインナーマッスル 腹横筋(ふくおうきん)にアプローチ
イスを使ったお腹ぺたんこストレッチ
やり方
- イスに浅く腰掛け、足を腰幅に開く
- 左足を右足の太腿にかける
- 背筋をまっすぐ伸ばす
- 右手を左足の外側に添える
- 左手はイスの背もたれや、背もたれが無ければイスの端に添える
- 息を吸って 吐きながら上半身を左へねじる 10秒キープ
- 吸いながら上半身を元へ戻し 吐く
- 手足を入れ替えて、反対も同様に行なう
動画
注意点
- 2の時、左右の腰の位置を真横に揃えておく 上半身をねじってからも、どちらかの腰が前に出ない様に注意
- 6の時、タオルを絞る様にお腹をへこませて上半身をねじる お腹をへこませた状態のまま、胸に呼吸を入れて10秒間キープする
- 慣れてきたら、キープ中息を吐く度にお腹をさらに凹ませる お腹を凹ませることで、腹横筋にアプローチ出来る
お腹の横の筋肉 腹斜筋(ふくしゃきん)をストレッチ①
イスに座って詰まった脇腹の筋肉をストレッチ『マーメイド』
やり方
- イスに浅く腰掛ける
- 右足を左足の上にかける
- 頭の後ろで、両手の指を組む
- 吸いながら 背筋を伸ばして
- 吐きながら 上半身を右へ倒す
- 視線を、真横か左の肘越し天井へ向ける 10秒程キープ
- 吸いながら 上半身を起こして
- 吐きながら 両手を解く 反対も同様に行なう
動画
注意点
- 2で足を組んだ後、左右の腰の位置を揃える どちらかの腰が前に出ない様に注意
- 5で上半身を横に倒す時、前かがみにならない様にする 真横へ倒すことで脇腹の筋肉がよく伸びる
お腹の横の筋肉 腹斜筋(ふくしゃきん)をストレッチ②
イスヨガ 体側ストレッチングポーズ
やり方
- イスに浅く腰掛け、背筋を伸ばす
- 両足を閉じる
- 右手で、イスの左側面・座る所をつかむ
- 左手を上に上げる
- 息を吸いながら 背筋を伸ばし胸を張る
- 吐きながら 上半身を右へ倒す
- 視線を、左脇越し天井へ向ける 10秒程キープ
- 吸いながら 上半身を元へ戻して
- 吐きながら 左手を下ろす
- 反対も同様に行なう
動画
注意点
- 6の時、体が前に倒れない様に注意、胸を真正面に向けたまま真横に倒す
- 6の時、腰や背中が丸まらない様に注意、 腰や背中が丸まると、十分な腹斜筋のストレッチ効果が得られなくなる
- 上半身を倒している方と反対の坐骨でイスを押すと、腹斜筋の伸びが深まる
- 動画中で解説されている様に、上半身を前に倒す→腰が伸びる、後ろへ引く→胸が伸びる
- 腹斜筋をストレッチしたい場合は、上半身を真横へ倒すと効果的