女性らしさの象徴でもある、ふんわりとしたバスト。 大きいだけではなく、形やハリ、色艶も綺麗なバストは魅力的。 今回は、ストレッチでバストアップ・美しいバストを目指す方法を4つ紹介。
バストアップにおけるストレッチの役割は?
ストレッチでバストアップできる理由
一言でバストアップと言っても、その方法は様々。 食事やサプリメント等摂取するものからバストアップを目指す方法や、筋トレをして胸の筋肉の土台になる部分を鍛える方法、補正下着で外から力を加えてバストを整える方法。 そして今回紹介するバストアップストレッチ。 それぞれの方法に、バストアップに繋がる理由と効果が出やすいタイプがある。 ストレッチをしてバストアップ効果が得られる理由は次の2つ。
血流やリンパの流れを良くする
胸周りの筋肉をほぐすことで、胸の血流やリンパの流れが良くなるから。 胸の筋肉が凝っていては、胸に十分な血液やバストアップの為のホルモン、栄養素が届けられず、結果バストアップ効果は得られにくい。 また、老廃物を流してバストの大きさだけでは無く、バストのハリや色艶をアップするためにも、血液やリンパの流れを良くすることはとても重要。
ホルモンバランスの正常化
ストレッチによるストレス解消効果で、ホルモンバランスが整いやすくなるから。 胸は9割の脂肪と1割の乳腺で出来ていて、乳腺が発達することでその周りに脂肪がつき胸が大きくなる。 胸にある乳腺は、エストロゲンという女性ホルモンに刺激されると発達するため、ストレスを抱えず女性ホルモンが分泌されやすい状態でいることが大切。
バストアップストレッチで効果が出やすいタイプは?
バストアップストレッチに向いたタイプ
バストアップストレッチをすることで、特にバストアップ効果が出やすいのは以下のようなタイプ。
- 肩こりがある
- 鎖骨が埋もれていて見えない
- ストレスを抱えている
- 猫背、姿勢が悪い
- 胸の感触が硬い
バストアップストレッチでは、主に胸筋(きょうきん)や、胸に繋がる上半身の筋肉をほぐしてゆく。 先ほど挙げたようなタイプの人は、胸筋や胸周りの筋肉が硬くなったり凝っている場合が多いため、ストレッチをして筋肉をほぐすことでバストアップ効果が得られやすい。 次からは胸筋や、胸周りの筋肉に繋がる肩甲骨・上半身の筋肉をほぐすのに効果的なストレッチを紹介。
胸筋に繋がる肩甲骨周りの筋肉をほぐす
肩甲骨まわし
やり方
- 背骨を伸ばして座る
- 吸いながら 5秒かけて両肩を上げる
- 吐きながら 両肩を後ろに引いて下ろす
- 後ろの限界まできたら肩を下ろし、そのまま肩を前へ持ってきて1回転させる
- この動きを前から後ろへ10回転 後ろから前へ10回転ずつ繰り返す
動画
注意点
- 軽く回さずに、自分の限界まで肩を高く上げて下ろす
- 肩を後ろへ引く時は、背中で物を挟むようなつもりで肩甲骨どうしをしっかりと寄せ合う
- 早く回さなくて良いので、呼吸に合わせてゆっくりと大きく回す
胸筋を伸ばす(1)
仰向けで胸のストレッチ
やり方
- 仰向けになる
- 両膝を立てて腰幅に開き、両腕は肩の高さで横に広げる
- 身体を右へ倒し、右腕の上に左腕を重ねる
- 吸いながら 左腕を上に上げて、視線は左手先へ
- 吐きながら 左腕を床に下ろし手の甲を床につける
- 両肩を床につけたまま、ゆっくりと5呼吸キープ
- 反対も同様に行なう
動画
注意点
- 体を右(左)へ倒す時に、背骨が丸まらないように注意(背骨は最初仰向けになったまっすぐな軸を保ったまま、体だけを右左へ倒す)
- 4の時は、出来るだけ腕を高く持ち上げる
- 5の時は、息を深く吐いて胸を開きながら腕を下ろす
- 6の時、両肩を床につけたまま、開いた方の胸が伸びていることを感じる
胸筋を伸ばす(2)
壁を使った胸のストレッチ
やり方
- 壁に左肘をかけ、右斜め前を向いて立つ
- 右足を一歩前に出す
- 吐きながら 体を右に開くようにしてねじる 20秒キープ
- 吸いながら 元に戻す
- 3、4を、腕の高さを上・中・下と三段階に分けてそれぞれ20秒ずつキープ
- 反対も同様に行なう
動画
注意点
- 1の時、壁に近づきすぎない(近づきすぎると胸が十分に伸ばせないため、動画を参照に適度な距離をもって肘を壁にかける)
- 3の時、肘をかけている方の胸が伸びていることを感じる
- 上・中・下と高さを変えることでそれぞれ微妙に胸の伸びる位置が変わるため、その都度胸が伸びていることを感じてキープする
- 下半身から上半身への巡りを良くする
合せき前屈
やり方
- 足の裏どうしを合わせて座り、合せきになる
- かかとを自分の方へ引き寄せて、お尻のお肉をかき出し背筋を伸ばす
- 吐きながら 上半身を前へ倒す 30秒キープ
- 4. ゆっくりと体を起こす
動画
注意点
- 2の時、お尻のお肉をかき出し坐骨(ざこつ)で床を押すことで背骨が伸びる
- 3の時も、背骨を伸ばしたままキープ
坐骨で床を押し、坐骨からつむじを一直線にするような意識で行なう
- 3の時、内腿や背中全体が伸びていることを感じる
まとめ
バストアップは日々の積み重ね♪
体の他の部位と違って、ホルモンバランスによって大きさや見た目の美しさが左右されるバストは、とても繊細。 体の凝りやストレスを放っておかずに、毎日のちょっとしたストレッチでホルモンバランスも整えながら、美しいバストを目指そう!