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体につく2種類の脂肪
お腹に限らず、体につく脂肪は大きく2つに分けられる。「皮下脂肪」
皮下脂肪は名前の通り皮膚のすぐ下、比較的浅い部分につく脂肪で、つきにくいけれど一度つくとなかなか落ちないという特徴がある。内臓脂肪
一方内臓脂肪は、内臓を覆うように体の深い部分につく脂肪。 内臓脂肪は皮下脂肪とは反対に、すぐにつくけれども落としやすい、という特徴がある。あなたのお腹の脂肪は皮下脂肪?内臓脂肪?
見た目でお腹がぷよっとしていたり、お腹の脂肪をつまめる場合は皮下脂肪がついている可能性が高い。 皮下脂肪は皮膚の浅い部分にあるため、つまむことが出来るから。セルライト
皮膚を絞った時にぼこぼこと浮き出てくる脂肪=「セルライト」も皮下脂肪の一種で、セルライトは皮下脂肪にその他の老廃物等がからみついて塊になったもの。 セルライトは、老廃物が溜まったり冷え易い下半身に出来易いものだけど、むくみや冷えがあるとお腹にも出来てしまう。内臓脂肪はつまめない
一方、見た目では分からなかったり、手でつまめないのが内臓脂肪。 内臓脂肪は、ぱっと見ただけではついていることが分からないため、痩せている人は内臓脂肪の増加に気づかないこともある。 健康診断の数値を見て、初めて内臓脂肪が多いことに気づいた!という人も多い。どちらの脂肪がやっかい?
内臓脂肪は見た目には分からないのなら大丈夫!と安心してはいけない。 内臓脂肪は落ちやすいけれど、蓄積すると体内で悪玉物質を作り出し、様々な疾患の原因になってしまう。 見た目がぽっちゃりと見えてしまう皮下脂肪と、見た目には分からないけれど放っておくと怖い内臓脂肪。 どちらもつけない様に、日頃から気を付けないといけない。お腹の脂肪を落とすには
お腹の脂肪を予防したり、一度ついた脂肪を落とすには、食事管理と適度な運動が有効。 脂肪がつく原因は、食事で摂取した脂肪を燃焼し切れず体内に蓄積してしまうこと。 だから、日々摂取した脂肪を燃焼し切れていれば脂肪はつかないし、今ついている脂肪も無くすことが出来る。 特に脂肪燃焼に効果的な運動が、充分な酸素を取り入れながら行なう有酸素運動。 毎日ジムに行けない人でも、早起きして一駅分歩いてみたり、意識してエスカレーターでは無く階段を上り下りするだけでも、脂肪燃焼に繋がる。脂肪燃焼に効果的なマッサージ
有酸素運動xマッサージで相乗効果
有酸素運動と併せて取り入れたいのが、マッサージ。 マッサージをすることで、筋肉の動きを良くして冷えをとったり、脂肪を柔らかく揉み解して温めることで脂肪を燃焼し易くする効果がある。セルライト解消
また、マッサージをして老廃物の流れを良くすることでセルライトを改善する効果もある。 お風呂の中でマッサージを行なうと、既に体が温まった状態で脂肪を揉み解すことが出来るので、より脂肪燃焼を叶え易くなる。リラックス効果
さらに、お風呂のリラックス効果も脂肪燃焼に一役買ってくれる。 内臓脂肪が増える原因の1つにストレスが挙げられる。 私達は、過剰なストレスを感じると、内臓脂肪を増やすホルモンを分泌してしまう。 お風呂に入ってリラックスし、ストレスを軽減することで、内臓脂肪を増やすホルモンの分泌を抑えることも出来る。内臓脂肪にアプローチ
内臓脂肪をなくす!簡単マッサージやり方
- お腹に両手の平を当てる
- 左右交互に上から下へさすり下ろす 5回交互に繰り返す
- 両足の太腿の付け根に、親指以外の4本指を当てる
- 足の付け根の内側に向かってさする 10回繰り返す
動画
※動画では立っているけどお風呂で座ったまま可能ポイント
- 内臓脂肪に働きかけるマッサージなので、強めの力で行なう
皮下脂肪の1つ、セルライトにアプローチ
お腹スッキリ!セルライトを消すマッサージやり方
- 両手でお腹の脂肪をつかむ
- 両手を上下左右に動かして、お腹を揉みほぐす 5回繰り返す
- 両手をみぞおちの上に乗せる
- みぞおちから時計回りに大きく1回転させる
- 両手で左右の足の付け根まで押し流す
- 3~5を10回繰り返す
動画
※動画では立っているけどお風呂で座ったまま可能ポイント
- 特に無し
お腹の巡りを良くして脂肪にアプローチ
お腹のたるみを撃退する 1分でできるリンパマッサージやり方
- 体を右にねじる
- 両手のひらを右の脇腹に当て、脇腹を絞る様に両手を動かす 反対も同様に行なう
- 両手のひらをおへその下に置く
- 3の位置から、お腹全体に円を描くように手を動かしてほぐす
- 両手のひらで、お腹全体を軽くたたく
動画
※動画では立っているけどお風呂で座ったまま可能ポイント
- 特に無し