脂肪燃焼モードと脂肪蓄積モード 自律神経を整えてあなたのダイエットを成功させよう!

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ベッドでスマホ

「自律神経」は、体のさまざまな機能を働かせる神経で、ダイエットとも深いつながりがある。

自律神経は2つ、脂肪燃焼モードの「交感神経」、脂肪蓄積モードの「副交感神経」で構成されている。

太りやすい!ダイエット効果が出ない!と、悩む人は、一度、自律神経について確認してみよう!

そもそも自律神経って何?

ダイエットと睡眠

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自律神経とは、交感神経と副交感神経からなり、自分の意思とは関係なく常にバランスを保ちながら働く神経のこと。

わたしたちは、歩いたり見たりすることは意識的にできるけど(随意神経)、心臓を止めたり、胃の働きを活発にしたりすることは自分の意志ではできない(不随意神経)。

季節の変わり目に体調を崩しやすかったり、布団の中で目が冴えて眠れない、ご飯を食べたら急に眠くなる、なんていう現象も自律神経が関係している。

交感神経が活発になるとき

  • 主に日中
  • 目を覚ましているとき
  • 仕事をしているとき
  • 緊張状態にあるとき
  • ストレスを感じているとき

副交感神経が活発になるとき

  • 主に夜間
  • 食事中
  • 休憩しているとき
  • リラックスしているとき
  • 眠っているとき

このように、交感神経と副交感神経はまるで二つで一つ。相反するタイミングで活発になる。

このサイクルを繰り返し人間の自律神経のバランスは保たれている。自律神経がきちんと整っていることで、心身ともに健康な生活を送ることができる。

自律神経はなぜ存在する?

ダイエット失敗!?

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自律神経は動物が生きていくために必須の機能。ここでは、さらに詳しく自律神経について解説する。

アクセル役の交感神経

「闘争と逃走の神経」とも呼ばれ、体が活動的な時(ストレスを感じている時)に優位に働く神経。

現代人である前に、動物として活動的であるために存在する。

体がしっかり動くための仕組み

われわれ人間を含め動物は敵に会った時、生き残るために戦うか逃げるか(闘争と逃走)を判断し緊張状態になる。どちらを選択したとしても、体は素速く動かしたい!

するとアドレナリンという興奮ホルモンが出て、脂肪をエネルギーとして使いやすく分解、すぐにエネルギーになる糖も作られて(血糖値が高くなる)、燃料の準備が始まる。

エネルギーを燃やすための酸素をたくさん取り込めるよう気管は太く、呼吸は速くなる。

体の重要な器官や筋肉の血管が広がり、心臓がドキドキして鼓動が速くなると、糖や酸素をたくさん含んだ血液は全身にエネルギー源として送り出される。

万が一、負傷したとしても出血を少なくするため手足の血管は縮んで冷たくなり、痛みや疲れに対する感覚も鈍くなる。

交感神経は"脂肪燃焼モード"

一方、こんな切羽詰まった緊張状態では、体のその他の活動は優先度が下がる。

消化器官は活動が低下、食欲を感じなくなりトイレにも行きたいと思わなくなるし、生殖器の活動もストップする。

空腹を感じたら「筋トレをすると食欲が収まる」と、いうのはこの交感神経の働きを利用したもの。

ブレーキ役の副交感神経

前述の通り、ダイエットに役に立つ交感神経だけど、アクセルの踏みっぱなしだけじゃストレスになって、体がボロボロになってしまう。

だから、ブレーキ役の副交感神経が必要になる。

体をしっかり休めるための仕組み

ストレスを感じている緊張状態は、少なからず体にダメージを与える。

その緊張から解放されたら、体はそのダメージや消費したエネルギーの備蓄を回復するために、働く仕組みが副交感神経になる。

激しく動いた心臓や、呼吸のために使った肺を休ませるために、脈拍も呼吸もゆっくりになる。

使ってしまった糖や脂肪の備蓄を戻すために、消化器官はよく働くようにになって食欲も増える。

それまで優先度が下がっていたその他の器官も復活、排尿や生殖器の働きも普段どおりになる。

副交感神経は"脂肪蓄積モード"

ご飯を食べると眠くなったり動くことが面倒になったりするのは、このように体が休憩・回復モードになっているから。

つまり、脂肪がもっとも付きやすい状態になっていると言える。

だから、寝る前の多すぎる食事が太る原因になるのは、この脂肪蓄積モードに大量の燃料を投下していることになるから。

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脂肪燃焼モードだけではダイエットは成功しない

リラックスも必要

リラックスも必要

交感神経が脂肪燃焼モードであるなら、それだけを優位にしていればカンタンに脂肪を落とせるのでは?

そう考えてしまいがちだけど、それは無理な話。

休憩するからこそしっかり動ける

交感神経をしっかり働かせ、体の脂肪燃焼モードを最大化したいのなら、なおさら副交感神経の働きが大切。

しっかり睡眠をとった翌日と、徹夜の場合とでは、体の元気が全く違うことは、誰だって分かるはず。

それと同じように、脂肪燃焼モードだけを24時間フル回転させることは無茶ということが理解できると思う。

自律神経が乱れるとなぜ太る?

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自律神経の乱れは、ダイエットの妨げにもなるさまざまな症状を引き起こす。

食欲がコントロールできなくなる

交感神経は食欲を抑える働きをする。自律神経が乱れることで食欲不振になったり、逆に食べ過ぎてしまったりと、食欲のコントロールが難しくなる。

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便秘になる

胃腸を活発に働かせるのが副交感神経。そのためストレスなどから交感神経が優位になり続けることで、腸のぜん動運動が鈍くなり便秘を引き起こす。

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代謝が下がる

自律神経が乱れることで、血管が収縮して血流が悪くなる。血流が悪くなることによって冷えやむくみなどを引き起こし、代謝も下がる。

このように交感神経と副交感神経はどちらの働きが弱くなっても、悪い影響が出てしまう。

自律神経を整えるには?

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ではどうしたら自律神経を整えることができるのか?ここからは自律神経を整えるために気をつけたい生活習慣を紹介する。

自律神経を整えるには、交感神経と副交感神経をうまく切り替えることがポイント。

日中には交感神経を高めてエネルギーを消費し、夜には副交感神経を高めて心と体を回復させる。両方の神経を交互に活発化させながら、バランスをとることが重要となる。

正しい生活リズムを作る

まずは朝、脳と体をスッキリ目覚めさせよう。
実践してほしいのが、朝起きてから行う以下の行動。

  • 太陽の光を浴びる
  • コップ一杯の水を飲む
  • バランスのとれた朝食をとる

こうして体内時計のスイッチを入れることで、リラックスモードから活動モードへしっかりと切り替わる。

健康的な生活リズムをつくり自律神経を整えれば、体内の機能が正常に働きダイエットしやすい体になる。

早寝早起きを心がけ、規則正しい生活を習慣づけよう。

十分な睡眠をとる

夜には副交感神経を優位にして、良質な睡眠をとることが大切。快適な睡眠をとるためには、寝る前には以下の行動を心がけよう。

  • スマートフォンやパソコンなどの使用を控える
  • アルコールやカフェインの摂取を控える
  • ゆっくりと入浴タイムをとる
  • 軽めのストレッチをする

また睡眠不足だと食欲を抑えるホルモンが減り、食欲を増進させるホルモンが増えてしまう。

ついつい食べ過ぎてしまいがちな人は、十分な睡眠をとって食欲もきちんとコントロールしよう。

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ヨガ・ピラティス

柔軟性を高めるストレッチもおすすめ。中でも呼吸法を意識しながら行うヨガやピラティスは、効率的に自律神経を整えてくれる。

ヨガ

腹式呼吸をしながら行なうヨガは副交感神経を活発化させ、高いリラクゼーション効果を発揮する。

日頃からストレスを受けやすい人は交感神経が優位になりやすい。心をしっかりと休めたい人には、精神を安定させるヨガは特におすすめ。

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ピラティス

一方ピラティスは胸式呼吸をしながら行なうため、交感神経を活発化させる。

日中にしっかりと交感神経を高めることで、メリハリのあるライフスタイルをつくることができる。

さらにインナーマッスルを鍛え代謝をアップさせるため、直接的なダイエット効果も得られる。

リラックスしながらできるヨガやピラティスは、自律神経が乱れがちな現代人にとってもってこいのエクササイズと言える。

ストレスをためない

自律神経が乱れる大きな要因となっているのがストレス。仕事や人間関係でストレスがたまると、交感神経が優位になりがち。

家にいるときはしっかりと体を休め、好きな音楽を聴くなどしながらリラックスタイムをとって心も休めよう。

まとめ 自律神経を整えて体の中からきれいになろう

ベッドでスマホ

ベッドでスマホは自律神経が乱れる一因

私たちの知らないところで常に働き、内臓や器官を正常に機能させている自律神経。

自分の意思と関係なく働くものだからこそ、自律神経の乱れは自覚しづらいもの。

ダイエットにおいても重要な心と体の健康を保つためには、日頃からきちんと自己管理をしていくことが大切。

十分な睡眠をとり規則正しい生活を送ることで、自律神経が整い自然とダイエットしやすい環境にシフトしていく。

心や体に違和感をもったときは、一度ライフスタイルを見直してみよう。

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